私は女優

2003/04/18  開業物語 

私の好きな“演劇漫画”に、こういう印象的な言葉が出てくる。

「(オーディションの)短い台詞も 一本の芝居。審査員は、観客・・・・。」

先日 大阪産業創造館にある、某中小企業支援センターの
外部支援スタッフに応募し、面接を受けに行った。

ところが、待合いに座っていた人は
皆同じ時間にアポを取っているようである。

怪訝に思って迎えを待っていると
なんと、4人一度の集団面接だった。

他の人と入るのは 初めてで
正直面食らった。

実は、面接予定時間の40分間
何を話そうか考え、
色々と用意(←何の??)もしていたため
“4人では 私のもち時間は 10分しかないではないか!”
と、内心憤慨していたのである。

でも、他の候補者が何を話すかを見ることができる
というのも、むしろ貴重な経験なので
ちょっぴりわくわくもしていた。

面接が始まった。
一緒に入ったかたがたのご専門は
司法書士,パーソナル・コーディネーター,リフォーム関連コーディネータ
等、様々である。
特に、パーソナル・コーディネーターというのは
聞いたことが無かったため 興味深かった。

さて、私の番である。

今年(H15)の2月の
日本知的財産協会のバイオ委員会(注1)以来
久しぶりの観客である。
(*注1:OGとして参加)

思わず席を立ち
全員(面接官と、応募者)の前に出て行って
“特許の紙芝居”をしてしまった。

私は女優

面接官はともかく
応募者に結構受けて
なかなか気分が良かった。
(将来この中から顧客が!?・・・なんちゃって)

結果はまだ出ていないが、
面接後にエレベータで一緒になった司法書士さんからは
“何だか木島さんは、合格しそうだなぁ”
というお墨付き(?)を貰ってしまった。

色々な職業の話も聞けたし
司法書士さんにも知り合いができた。
(何か分からないことがあった時には
相談させて貰う約束を取り付けた)

採用はされないかもしれないが
面接って結構楽しい!
(ハマリそう・・・・。)

今は、結果待ちである。

後日談

合・格・通・知 が来ました~!!

私は女優

→ 絵筆を折られた絵描き へ・・・・

おまけ

平成10年の弁理士合格祝賀会でのこと。

先輩弁理士がたが、大勢見守るホテルの大広間。
みんな、これからの目標を声高に誓う。
語学・技術・訴訟技術・民法 etc・・・・・・

私は、マイクに向かって、きっぱりこう言った。

“私の目標は、歌って踊れる弁理士になることです!”
(注;難しい特許の話を紙芝居や替え歌等の色々なツールを使って全身で、分かり易く表現したい・・・という意味)


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