ぐるぐる物語(憧れのコードレス)

2003/09/13  開業物語 

この度、ついに事務所の電話機を新調した。
・・・と言っても、以前のものは
家にもともとあったもの。
電話機としては、事務所初の設備投資である。

多少無理をすれば
開業と同時に
色々と最新式に揃えることもできた。

しかし、今や関西でも有数の某事務所でさえ
最初は、ワンルームマンションから始めたという。

そこで敢えて
少しずつランクアップしていく喜び
を感じられる途を選択した。

仕事を受注し、仕上げる毎に
自分にご褒美!・・・と、一つ一つ揃えてきた。
(仕事に関係ないご褒美だったコトも・・・・。)

最低限の事務機器は、開業と同時に揃えたので
ランクアップは
まず、身だしなみから・・・。

学生の様な格好を卒業し
徐々にお出かけ用(営業用)GOODSを揃えて来た。

ぐるぐる物語(憧れのコードレス)

大体揃ったところで次が
事務機器の番。

裁断機
ボイスレコーダー
電子辞書

・・これらを、
自分が頑張ったな、よくやったな
と思える出来事がある度
買い足して来た。

それでも
立派に機能している電話機を
買い換えるつもりは
本来、吝嗇家の私には、無かった。

・・・・なかったのだが・・・・

しかし、この度ついに
電話機のリニューアル
に踏み切ったのである!

主な購入ポイントは以下の2つである。

一.本体の受話器がコードレスであること。

これで、かかってきた電話を持ちながら
無理矢理キャビネットに手をのばして、
電話機をひっくり返すこともなくなる。

二.子機がついていること。

これで
隣室でお茶をいれている時に電話が鳴って
慌てて部屋に戻ろうとして
机の角に足をぶつける
・・・・ということもなくなるであろう。

新しくてコンパクトな電話機を前に
ご満悦の私である。

・・・しかし・・・

電話が長引きいらいらした時
電話の内容が必ずしも楽しい話でない時
いや、楽しくてしょうがない時でも

それをしていれば妙に落ち着けた
あの受話器と本体を接続する
ぐるぐるに指を絡ませる所作。

もう出来なくなるとなると
なんとなく懐かしいような気も・・・・。

ぐるぐる物語(憧れのコードレス)


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