ご自服明細書

2009/09/03  智@PAT日記 

御自服(ごじふく)

ずっと狙っていた茶店に行った。

“御自服(ごじふく)”
ができる茶店だ。

御自服(ごじふく)

茶店等で御抹茶を頂く場合
“点て出し(たてだし)”が普通である。

“点て出し”とは、
例えばお茶席等のように、
目の前で、お点前をして貰うのとは違い
予め奥(厨房等)で点てて、運んで頂くものである。

一方、自らが点てた御茶を頂くことを
“御自服(ごじふく)”と言う。

御茶のお稽古等では
御自服する機会も多い。

けれど
普通に茶店に入って“御自服”
・・・・というのは
実は、有りそうで無い。

この“御自服”
お点前の心得が有っても無くても
それなりに楽しめる。

御自服(ごじふく)

一緒に行った知人は
勿論“御自服”の御抹茶を注文。

しかし、私は、敢えて 珈琲を頼んだ。
というのも
そこでは、珈琲も自分で淹れて飲めるのだ!
(ドリップ式)

そして
お腹も心も

満腹

…の後は、お会計である。

値段はメニューを見ていたから
分かっていたのだが
あらためて良く見ると
普通に“点て出し”で注文した場合の方が幾分安い!!

考えてみると当たり前かもしれない。

慣れた店員さんが
効率的に点てた(or淹れた)場合に比べて
用具を揃えて出して
場合によっては点て方まで説明し
…等々。

お店にとっては“御自服”の方が
手間も道具も余分に掛かっている
筈なのである。

しかし・・・・・・・・

自分で労働したのに
その分高くなっているのか!?
と考えると、何だかちょっと変な気もする。

頑張ったのに、高くついちゃった

(頑張ったのに、高くついちゃった・・・の図)

…………さて…………

“自分で明細書を書いてきました!”

とお客様に言われた場合…。

お客様の御協力(労力)に感謝し
サービスすべきとも思う一方で
結果的に、かなり手を入れさせて頂くことになると…

永遠の難問である。

御自服明細書

案文を頂いても、必ずしも通常より安くはなりませんが
“御自服明細書”の方が却って高くつく
…ということは
(よほどのことが無い限り)ありませんので
ご安心下さい(^^;;

御自服明細書

★注:たとえ、最終的にかなり手を入れさせて頂くことになっても
発明者様の“御自服明細書”は、代理人にとって
とても とても 貴重な資料。

皆様、どうぞ恐れず、案文を作製下さい。

(明細書の形式は気にせず、技術的なpointを列挙して頂ければ十分です。)


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